プーケットでのタイ運転免許更新ガイド(2025年版)
タイ・プーケットでの運転免許更新手続きについて、最新の情報をまとめました。この記事では、必要書類の準備から健康診断、イミグレーションでの手続き、そして陸運局での更新プロセスまでを詳しく解説します。2025年4月時点の体験を基にしています。
更新時期と有効期限
タイの運転免許は、初回取得から2年後、その後は5年ごとの更新が必要です。更新手続きは、有効期限の3ヶ月前から期限切れ後1年以内まで可能です。期限を過ぎても1年以内であれば更新できますが、早めの手続きをおすすめします。
必要書類
共通書類(車・バイク共通)
- 現在の運転免許証
- パスポート原本と以下のページのコピー:
- 顔写真ページ
- ビザページ
- 最新の入国スタンプページ
- 健康診断書(有効期限1ヶ月)
ワークパーミットの有無による追加書類
- ワークパーミットあり:ワークパーミットのコピー
- ワークパーミットなし:以下のいずれか
- 在タイ日本大使館発行の在留届出済証
- イミグレーションで発行された住居証明書(Residence Certificate)
※車とバイクの両方を更新する場合は、書類を2部ずつ用意してください。
住居証明書の取得方法
イミグレーションで「運転免許更新用の住居証明書が欲しい」と伝えると、申請書の記入なしで手続きが可能です。必要なものは以下の通りです。
- パスポート原本
- パスポートのコピー(顔写真ページ、ビザページ、入国スタンプページ)
- 証明写真(4×6cm)
- 申請料:300バーツ
賃貸契約書や大家さんのIDコピー、タビアンバーンのコピーは求められない場合もありますが、念のため持参すると安心です。
健康診断書の取得方法
プーケットタウンにある「Dr.Apinya Clinic」で健康診断書を取得できます。手続きは以下の通りです。
- 窓口で「運転免許のための健康診断書が欲しい」と伝える。
- パスポートを提出。
- 身長、体重、血圧の測定。
- 診断書の受け取り。
- 料金:100バーツ
所要時間は約10分程度です。
陸運局での手続き
必要書類が揃ったら、プーケット陸運局の免許センターへ行きます。手続きの流れは以下の通りです。
- 受付で書類のチェックを受け、次回の来庁日時が記載された紙と当日使用する書類を受け取る。
- QRコードが印刷されたメモを受け取り、指定された日までにeラーニングを完了する。
- eラーニング完了後、証明書を印刷またはスクリーンショットを保存する
eラーニングの内容
eラーニングは4つのセクションに分かれ、各セクションは約15分の動画と4択クイズで構成されています。音声は途中までタイ語で、字幕は英語です。途中から音声も英語になります。クイズに不正解や操作ミスがあると、そのセクションの最初から再視聴となりますので注意が必要です。
更新当日の流れ
- 指定された時間(例:8時)に陸運局へ到着。
- 受付で書類とeラーニングの完了証明を提出。
- 適性検査(ブレーキ反応テストと色覚検査)を受ける。
- ブレーキ反応テスト:アクセルを踏み、赤信号が点灯したらブレーキを踏む。3回まで挑戦可能。
- 色覚検査:信号の色を見て、点灯した色を答える。
※視力検査は実施されません。
免許の受け取りと費用
適性検査が終了したら、写真撮影を行い、新しい免許証が発行されます。所要時間は約1時間です。